不動産投資信託とは

一般的に「投資信託」と言えば集めた資金を金融のプロが株式や債券、不動産などに投資し、ポートフォリオを組んで運用を行った結果生まれた、その利益を私達に分配するというものです。

その種類は多岐にわたり、海外の債券を中心としたものや国内の株式をメインに買い付けるものなどがあり、またその運用方法についても、日経平均株価のようなインデックス(指数や指標)を上回ることを狙うものや、極限までリスクを抑えて元本割れを防ぐことを目的とするもの、ハイリスクハイリターンを目標とした投資信託など様々です。

投資信託のメリットは、

などが挙げられるでしょう。

そしてその種類の一つとして存在するのが不動産投資信託(REIT)となります。

REITとは

日本ビルファンド投資法人投資信託の中でも、私達から集めた資金をオフィスビルや商業施設と言った不動産の購入に充て、それらの売却益や賃貸収入によって得た利益を分配金として還元するものを不動産投資信託(REIT)と言います。
分配金とは、一般的に株式購入で得られる配当金と同じようなものです。

REIT(リート)は1960年にアメリカで誕生した金融商品で、Real Estate Investment Trustの略称です。日本では2001年より取り扱いが始まり、日本版REITなどと呼ばれ、略してJ-REITと言われています。

現在J-REITは証券取引所に40銘柄が上場しており、時価総額は5兆円規模にまで拡大。
これはアメリカやオーストラリア、フランスに次ぐ大きさになっています。

J-REITには「投資信託及び投資法人に関する法律(投信法)」が定められており、形態として投資法人【会社型】としての運用と投資信託【契約型】として運用する2つの種類がありますが、現在不動産投資信託として上場している主なものは投資法人【会社型】となっています。

不動産投資のメリットが凝縮されたREIT

投資口は一般公募され、証券取引所に上場されて資金を集めることになりますので、私達のメリットとして大きい2つの利点がJ-REITにはあります。

個人投資家にも手の届く金額で買える
不動産の現物を取引するには莫大な資金が必要です。

私達個人投資家ではとても手が出ないというのが本音だと思いますが、不動産投資信託であれば、投資法人が投資口(株式のようなもの)を発行しますので、企業の株を買うのと同じような感覚で不動産を買うことができます。

また、投資法人は公募した資金を集め、いくつもの不動産を購入し、ポートフォリオを構築して運用する為、自動的に分散投資によるリスク軽減も行うことができます。
個人では絶対に手の届かない数百億円規模の有名な商業施設やオフィスビルへ投資できるということも利点です。

市場間取引による流動性の確保
仮に現物の不動産やビルを購入しても、それを売却する際に、売りたくても買い手が見つからないという流動性の低さによる問題が生じます。

しかし、不動産投資信託であれば証券取引所で普通株式と同じように売買することができるので、流動性による心配はありません。
REITの投資口単位で取引出来る為、いつでも好きな時に売り買いすることができるでしょう。

また、他の証券化商品と比較し、分配金の利回りが高いことも不動産投資信託の大きなメリットと言えるでしょう。
 
現在は東京証券取引所にREIT市場が設立されており、日経平均株価やTOPIXなどと同様にREIT指数という指標も公表されています。

不動産投資信託 解説

関連サイト

安全な住宅ローンの組み方
住宅ローンの安全な組み方について。フラット35や金利の違いを知ろう
J-REIT初心者入門
1万円からはじめる不動産投資信託。その仕組みや種類を解説
一人暮らしの極意
賃貸住宅に一人暮らしするためのコツや豆知識。不動産屋との上手な付き合い方

サブメニュー